TOEICとIELTSの違いと特徴は?どちらを選んで受験すればいい?

TOEICとIELTSといえば、国際的に英語スキルを証明することのできる検定試験としていずれも有名ですよね。

実際に現地で学生生活や仕事をしていく上で必要となるスキルを測定する、と言う点で共通している2つですが、その違いはどこにあるのでしょうか?

そこで今回は、TOEICとIELTSの検定試験の違いと、状況に応じてどちらを受検するのが望ましいかについてご紹介します。

TOEICの特徴

日本で一般的に受けられているのはTOEIC L&Rです。
まずそちらについて解説します。

・測定するのはリスニングとリーディングの2技能のみ。
・全てマークシート形式。
・出題範囲は主にオフィスシーンの日常会話に限られる。
・スコアは、リスニング5~495点
・リーディング5~495点
・トータル10~990点で5点刻みの表示(統計処理によって算出された換算点)
・スコアに有効期限は無い。


日本人の苦手なスピーキングとライティングが出題されない、スコアに有効期限が無いことから、継続的に受検することで確実にスコアアップがはかれる試験だと言えます。

一方で、実践的な英語スキルを示してほしいとの企業側のニーズもあり、スピーキングとライティングのスキルを測定するTOEIC S&Wの受検者も増加してきています。

IELTSの特徴

IELTSの特徴は、

・「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能すべてを測定。
・全て筆記試験形式。
・スピーキングテストはマイク録音ではなく対面面接。
・出題範囲が幅広く、現地で必要な表現すべて(新聞や専門誌からも出題あり)
・結果は1.0から9.0のバンドスコアで表示。
・各パートの英語力の他、総合評価でオーバーオール・バンド・スコアが与えられる。
・スコアの有効期限は筆記テスト当日を含め2年以内。


試験対象者は16歳以上のパスポート保持者に限られます。

試験教室への持ち込み物等に細かい指定があるなど、TOEICと比べてやや厳格な印象を受ける試験となっています。

リスニングでは、イギリス英語を中心にオーストラリアやニュージランドなどのアクセントも用いられるため、よりグローバルな英語力を試される試験だと言えます。

TOEICとIELTSの違い

TOEIC IELTS
費用 5,725円 25,380円
日程 年10回 最大月3回
受検地 全国約80都市 全国約14会場
受検者数 約250万人(2016年) 約3万5千人(2015年)


受験会場の数も多く、受検者数も多いTOEICの知名度が高いのもうなずけますね。
受験料の違いにも注目です。

TOEICがおすすめの人

TOEICがおすすめの人

こんな方にはTOEICがおすすめです。

・就活を控えている方、ビジネスに活かしたい方
海外とのやりとりや出張などビジネスで使える英語力が試されるため、現状日本企業で重視されているのはやはりTOEICです。
昇進の基準となっている企業も数多くあります。


・日本国内で英語スキルを証明したい方
国内では、英検とTOEICの知名度に勝るものはありません。
日本の大学や企業でスキルをアピールしたい方はTOEICが適しているでしょう。

IELTSがおすすめの人

IELTSがおすすめの人

こんな方にはIELTSがおすすめです。

・英語圏に移住したい
オーストラリア、イギリス、ニュージーランドの移住やビザの申請にはIELTSのスコアが必要ですので、必ず受けることになるでしょう。
受検を通して、現地で生活していく上で役に立つ総合的なスキルを磨くこともできるのでお勧めです。


・イギリスに留学したい
イギリスの大学で重視される試験としてはTOEFLもありますが、スピーキングテストがマイク録音の形であったり、出題範囲の語彙が限られていたりするためIELTSスコアの方が評価されている傾向です。

TOEICとIELTSの違いまとめ

自分にぴったりの方を選択してください。

個人的には、
オールマイティなのは、TOEIC
オーストラリア、イギリス、ニュージーランド圏に特化するならIELTSがいいでしょう。

どちらを受けるかは、皆さんの目的に応じて検討してみてくださいね!

詳しいIELTSの試験についてはこちらをご覧ください。

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